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サプリメント・食物繊維 スティムフローラ-Stimflora の日記

アトピー性皮膚炎

2011.11.11

 今、患者数が急増し、社会的問題になっているのがアトピー性皮膚炎ですね。全国の皮膚科と小児科による調査では、小学校高学年が24.7%、中学生23.9%、高校生27.7%、高校卒業後と成人の23.7%がアトピーに罹患しているとの報告がありました。また、アトピーの発症年齢は0歳児で32.5%、10歳未満での発症が85.3%と、乳幼児や小児に特に患者が多いのが特徴となっています。このように、アトピーは生後まもなくして発症し、10歳代後半から20歳代で患者数はピークに達し、以後自然に治るのですが、治癒しない患者が成人アトピーとして多くの患者がおります。
 アトピーは花粉症、アレルギー性鼻炎や気管支喘息と同じアレルギー性の疾患です。花粉症患者が初めて確認されたのは1963年、また1960年代後半にはアトピーやアレルギー性鼻炎の患者も確認され、以後、急激に患者数は増加し現在に至っています。このように、1960年代以前にはこのような患者はほとんどいなかったのです。
 アトピーの原因については未だ解明に至っていないのですが、腸管免疫力が過剰に強くなり過ぎて、アトピーなどのアレルギー性疾患が発症すると考えられています。この免疫力の変化に深く係わっているのが悪玉菌とよばれる腸内細菌の一種です。ヒトの腸内には、100兆個、約1kgの腸内細菌が生息しています。腸内細菌は、健康によい影響を与えるビフィズス菌などの善玉菌、病気を発症させる大腸菌などの悪玉菌、それと中間的な日和見菌(ひよりみ菌)の3種類に分類されます。日和見菌は善玉菌が優勢な時は善玉菌になり、また悪玉菌が優勢な時は悪玉菌に変化します。したがって、善玉菌と悪玉菌のいずれかの菌が優勢かによって、腸内環境は大きく変化することになります。
 腸内の悪玉菌が優勢になりますと、体の中ではその悪玉菌を殺し駆除しようとする防御反応が働きます。これを免疫力といいますが、現代の日本人の体ではこの防御力が過剰に働いて、正常な細胞や組織までも異物と認識されてしまい、その結果、アトピーなどのアレルギー性疾患が発症すると考えられています。したがって、腸内の悪玉菌を減少させて、善玉菌を増加させればこの過剰な免疫反応は抑えられ、その結果、アトピー症状は改善されることになり、また予防することもできるのです。
 現代におけるアトピー患者の急増は食習慣の欧米化が原因であると考えられています。特に、肉類、卵、牛乳、フライに含まれる油分、チョコレートなどの菓子類に含まれる糖分などは悪玉菌の栄養源となりますので、アトピー患者のほとんどは悪玉菌が優勢な腸内環境であるという多くの報告があります。ですので、善玉菌が優勢な腸内環境を整えることで、アトピーなどのアレルギー性疾患を改善することができ、また予防することもできるようになります。
 プレバイオティク・イヌリン食物繊維は、体内の善玉菌の栄養源となり善玉菌が優勢な腸内環境を整えてくれます。悪玉菌はプレバイオティク・イヌリン食物繊維を栄養源とすることはできません。ですので、プレバイオティク・イヌリン食物繊維は善玉菌のみを特異的に増加させることのできる理想的な成分であるといえます。それにより、アトピーなどのアレルギー性疾患が改善され、また再発予防にもつながります。アトピー対策には、皮膚よりも体の中の対策が非常に重要となり、根本的な治療に近づくことができます。

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